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日常と非日常の間でうごめくブログ

生粋のインドアがブログで綴ります。

妖精の、あやめ方。中

 

 

 

 

 「妖精の、あやめ方。」の前回の記事を読んでない方はこちらへ↓

nekonekonekochang.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

充足感のない日々・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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突然、私の元にやってきた、

 

謎の生命体、コロロン。

 

 

 

魔法使いに一人一人つく、妖精らしい。

アニメでこんなシチュエーション見たことあるけれど、

実際こんなことが起きるとやっぱりアニメの主人公以上に戸惑うものだ。

 

大体素質があると、20歳前後でその妖精が現れ、

人間を魔法使いの見習いとして、養成してくれるらしい。

(妖精が、養成・・・なんちゃって。)

 

そんな妖精に取り憑かれてしまった私。

 

 

 

しかし、妖精が現れるという非現実的な出来事で、

私はこれが一体現実なのか、それとも夢なのかわからなくなっていた。

 

 

でも、まあ、おもしろい。

今まで平坦で平和すぎる毎日に飽き飽きしていたのだから、

現実だろうと夢だろうと、関係ない。

 

 

 

とりあえずコロロンの言う通りに、魔法使いになれるように特訓を始めた。

 

 

 

 

しかし、その特訓とは、思っていたものとは違うものだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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つ『ねえ、コロロン。君が来てもう一ヶ月になるけれど、いつになったら呪文とか、そういうの教えてくれるの?

 

なんか魔法使いって、「ハリー・◯ッター」みたいに

杖を持って呪文を唱えたり、ほうきに乗ったり、

 

そういうもんなんじゃないの?』

 

 

コ『うん、もちろんそうさ。でもね?何度も言っているけれど、

 

君は素質があるけれど、技術は足りないんだ。

もともとは君は人間なんだし、人間から魔法使いになるというのは容易なことではない。

 

だから、今は土台をしっかり固める時なんだよ。

素質があるなら、将来大きく化ける可能性もあるしね。』

 

 

 

魔法使いになるための最初の特訓。

それは、杖を作ること。

 

初めてコロロンが私の目の前にやってきた時、

彼は一本の長さ30cm直径20cmはあるだろうかという薄汚れた木材を私に手渡し、

ひたすら彫刻刀で削り、ヤスリをかけるという繰り返しの作業をするように言った。

 

 

 

 

つ『ねえ、魔法使いってさ、本当にこんな杖を作るところから始めているの?』

 

 

コ『そうだよ、想像していたのと違ったろ?

 

仕事から帰ってきて、夜中までずっと同じ作業をするっていうのは辛いことかもしれない。

 

でもね、それが後々肉となり血になるのさ。』

 

 

つ『もう・・・、疲れたよ。手もボロボロだし。

 

休みの日も出かけられない。ずっと作業作業作業。

 

もう結構形になってきたじゃない、早く呪文教えてよ』

 

 

コ『ダメだよ!君は甘いよ。

 

こんな杖じゃ、呪文も何も魔法はかけられないよ。

 

もっともっと削って、もっともっと綺麗な杖を作るんだ。』

 

 

 

つ『もううんざりだよ・・・。疲れた!降参!

 

コロロンみたいなのが現れたから、もしかしたら魔法も使えるようになるのかなって

思ったけど、』

 

 

 

コ『これは君の幼い頃求めていた夢でもあるだろ?

 

君は何になりたかったんだい?』

 

 

 

つ『私はもう今の職場で満足しているわ。福利厚生もしっかりしているし。

夢は叶っているのよ。 

 

それに・・・、何より親が安心してくれてるわ。

 

確かにハリー・◯ッターに狂っていた頃もあるわ。

 

でも魔法使いなんて、ただの願望よ。』

 

 

コ『君は、逃げたいだけだ。君がなりたかったのは、公務員なんかじゃないよ。

 

本当になりたかったら、そういう目をしているもの。

 

君の目には、光が見えないもの。

 

ボクにはわかるんだよ。』

 

 

 

 

 

 

 

 

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コ『さあ、力を抜いて。ボクを信じて。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一ヶ月間の地道すぎる特訓のせいで、

手もまともに動かせなくなってしまった私は、かなり疲弊し挫折仕掛けていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな時、事件は起きる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「妖精の、あやめ方。下に続く。」

 

 

 

 

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